コガタペンギン展示再開のお知らせ

コガタペンギン展示再開のお知らせ
コガタペンギン飼育場周辺の工事が終了したため
10/14(水)の午後より、コガタペンギンの展示を再開いたします。
元気なコガタペンギンたちの姿を、ぜひご覧ください。
■お問合せ
長崎ペンギン水族館
095-838-3131
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コガタペンギン展示再開のお知らせ
コガタペンギン飼育場周辺の工事が終了したため
10/14(水)の午後より、コガタペンギンの展示を再開いたします。
元気なコガタペンギンたちの姿を、ぜひご覧ください。
■お問合せ
長崎ペンギン水族館
095-838-3131
ジェンツーペンギンの換羽
今度はジェンツーペンギンの換羽(羽の生え換わり)が始まりました。
今年度の繁殖が早めに終わった個体は早々と換羽が始まっています。
換羽に入る前はたくさん餌を食べて、ブクブクと太り栄養をたくさん蓄えます。
▲換羽中のジェンツーペンギン
ここまではほかのペンギンたちも一緒ですが、実は以前の飼育日記で紹介したフンボルト・ケープペンギンと今回ご紹介するジェンツーペンギンの換羽には違いがあるんです!
それは、温かいところに住むペンギン(温帯種)と、寒いところに住むペンギン(亜南極種)で、羽が抜けるタイミングが異なるということです。
温帯種のフンボルトペンギンとケープペンギン、マゼランペンギンは新しい羽が生えそろう前に古い羽が抜けてしまいます。
そのため、うっすらとピンク色の地肌が見えることもあります。
▲新しい羽が生えてきている途中のフンボルトペンギン
ですが、亜南極種のジェンツーペンギンは新しい羽が生えきってから古い羽が抜けていくため、地肌が見えることはありません!
そして、羽が密に生えています。
▲換羽中のジェンツーペンギン。羽がぎゅうぎゅうに生えているため換羽中は目が小さく見えます。
ジェンツーペンギンは亜南極圏と呼ばれる南極周辺の島々に生息しています。とても寒い環境のため、換羽をするときも寒さ対策をばっちりしているのです。
反対にフンボルトペンギンやケープペンギンの生息地はチリや南アフリカなどの温かいところのため(当館の換羽する時期は7~8月の真夏です)、さっさと抜けてしまうのかもしれませんね。
このように生息地によってペンギンの換羽の仕方も少しづつ違いがあるので、ぜひじっくりと観察してみてくださいね!
水族館では、長崎の自然を記録するため、定期的にクラゲ調査を行っています。
今回は、8月の調査で見ることができたクラゲについて紹介します!
【クラゲ採集の豆知識】
クラゲはゼラチン質なので網でとると傷ついてしまします。
そのため、ひしゃくなどで海水ごと採集していきます。
今月は何が確認できたかというと…
▲ アンドンクラゲ
Carybdea brevipedalia
大きさ:5cmほど
長崎では「イラ」と呼ばれています。
海水浴中によく刺されるクラゲの正体で、
夏によくみることができます。
▲ タコクラゲ
Mastigias papua
大きさ:5~10 cmほど
付属器と呼ばれる足が8本あるのが特徴。
こちらも夏によくみることができるクラゲです。
タコクラゲは、2階の特設水槽で展示しています!
▲ コモチクラゲ
Eucheilota paradoxica
大きさ:5mmほど
自分と同じクローン個体をつくって増殖します。
▲ ギンカクラゲ
Porpita porpita
大きさ:5 cmほど
外洋性のクラゲですが、時々沿岸まで流れてくることがあります。
今回も調査日に偶然流れてきていたのを確認しました。
矢印のところにギンカクラゲがいます。
ギンカクラゲは水族館に搬入しましたが、
状態が悪く展示にまで至りませんでした。
また採集できた時は展示したいと思います!
次回の調査でまたクラゲが確認できたら紹介したいと思います!
令和2年度(第20期)長崎ペンギン水族館ボランティア 活動中止のお知らせ
今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、令和2年度(第20期)の
ボランティア応募者を対象とした「登録説明会」を長らく延期しており、
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
当館ではこれまで、流行収束を待っての活動開始を検討してまいりましたが、
現在も全国的に感染拡大の傾向が見られることから 今後も説明会の実施および活動開始は難しいと判断し、
今年度の新規応募ボランティアの活動を中止することといたしました。
(登録説明会および年度内の活動を全て中止いたします)
ご応募いただいた皆様にはまことに申し訳ございません。
皆様の安全と健康のため、何卒ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。
■問い合わせ先
長崎ペンギン水族館
095-838-3131
8月16日(日)にジェンツーペンギンのヒナがふ化しました!
2階の亜南極ペンギン室にて8月16日(日)にジェンツーペンギンのヒナが誕生し、
両親の愛情をもらいながらすくすくと大きくなっています。
ふ化した時の体重は97gで親の足元にすっぽりと収まる大きさでした。
今は成長して親の足元に収まらないくらいまで大きくなっています。
ふ化 2日目のジェンツーペンギン ヒナ
ふ化 11日目のジェンツーペンギン ヒナと母親
ヒナは飼育場にいますが、落下防止の仕切り板を設置しており直接みることができません。
成長の様子はこれからもブログやSNSで紹介していきます!
お楽しみに!!
~お問い合わせ~
長崎ペンギン水族館
℡ 095-838-3131
令和2年度「自然楽校」中止のお知らせ
令和2年度のイベント「自然楽校」についてお知らせいたします。
今年度は新型コロナウイルスの感染予防のため、4月の第一回より現在(8月)まで
自然楽校の開催を中止しており、皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
当館ではこれまで、流行収束を待っての開催を検討してまいりましたが、
現在も全国的に感染拡大の傾向が見られることから 今後も開催は難しいと判断し、
このたび、今年度の「自然楽校」の全プログラムを中止することといたしました。
(令和3年3月までの全ての日程を中止)
すでにご応募いただいておりました皆様、開催をお待ちいただいていた皆様におかれましては、
このようなお知らせとなりまことに申し訳ございません。
皆様の安全と健康のため、何卒ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
■問い合わせ先
長崎ペンギン水族館
095-838-3131
オリジナル「ペンギンカード」がダウンロードができるようになりました
8月5日の長崎オリジナル記念日「ペンギンの日」企画として水族館内で配布中の
長崎ペンギン水族館オリジナル「ペンギンカード」が
ダウンロードできるようになりました。
お家時間でぜひ作ってみてください。はさみとのりの準備もお忘れなく!
※カードの種類は順次追加予定です。
ダウンロードはこちら ▶ 『ペンギンカードダウンロード』
(トップ画面からは、「教育・研究」内→「教育普及活動」からアクセスできます)
★ペンギンの日?ペンギンカードとは・・・?
長崎に初めてペンギンが来た日である昭和34年8月5日から
昨年で60周年を迎えたことを記念し、8月5日が長崎オリジナル記念日「ペンギンの日」として登録され、
今年の「ペンギンの日」の企画として、長崎ペンギン水族館のオリジナル「ペンギンカード」を作りました。
ペンギンカードにはペンギンの特徴や行動がわかるスタッフの一言コメントも付いているので
水族館の生きものについて、楽しく学ぶことができます。
■お問合せ先
長崎ペンギン水族館
095-838-3131
水族館では、長崎の自然を記録するため、定期的に調査を行っています。
今回は、7月に行った調査で見ることができたクラゲについて少し紹介します!
クラゲはプランクトンの仲間なので、潮の流れに合わせて移動します。
そのため、ゴミが集まっているところにいることが多いです。
▲とある漁港。ゴミがたくさん溜まっています
このような場所でクラゲを探していきます。
今回、確認できたクラゲたちを少し紹介したいと思います(^^)/
▲ カブトクラゲ
Bolinopsis mikado
大きさ:5~10 cmほど
▲ エボシクラゲ科の幼クラゲ
sp.
大きさ:1 mm以下
▲ オベリアクラゲ属の1種
Obelia sp.
大きさ:約 1 mm
▲ ヤマトサルシアクラゲ
Stauridiosarsia nipponica
大きさ:約 1 mm
▲ イトマキコモチクラゲ
Eucheilota multicirris
大きさ:約 1 mm
カブトクラゲ以外のクラゲは、数ミリでとても小さいなクラゲでした。
次回は何がいるか楽しみです!
またブログで紹介したいと思います(^^)/
2階ポスト水槽で、郡泳するカニ「オヨギピンノ」を展示しています。
「オヨギピンノ」は大きさ1~2㎝ほどのカニで、サルボウなどの貝のなかで生活をしています。
九州では、諫早湾や有明海で夏季に集団で水面を泳ぐことが知られていますが、
なぜ集団で泳ぐのかははっきりと分かっていません。
このカニの足には、長い毛が生えており足を動かすことで水をかいて泳ぐ続けることができます。
また、このカニが集団で泳ぐ年は豊漁の前兆であるとも言われています。
足を動かしながら泳ぐ姿は可愛らしく、とても目を引きます。
いつまで泳ぎ続けるのか!? 私たちにも分かりませんので、
泳ぐ姿が見たい方は、早めに見に来てください(^^)/
オヨギピンノ
学 名: Tritodynamia horvathi
分 布: 東京湾~有明海、韓国、中国
大 き さ: 甲幅 1~2 cm
協 力:かづさイルカウォッチング
橘漁業協同組合 (養殖業) 里 喜仁氏
またオヨギピンノの緊急調査にも行ってきました!!
自然下で群泳する姿を撮影することができましたので、気になる方はご覧ください(^^)/
ジェンツーペンギンの繁殖期(抱卵編)
突然ですが、「抱卵」とはなんでしょうか?
読み方は「ほうらん」です。
読んで字のごとく、卵を抱きます。
▲うつ伏せになって卵を温めるジェンツーペンギン(オス)
つまり、卵を温めることです!
ということで、今回はジェンツーペンギンの卵を温めるお話しです。
ペンギンたちは卵を温めるときは、お腹に羽が生えていない(皮膚が出ている)場所があります。
これを「抱卵斑(ほうらんはん)」といいます。
▲フンボルトペンギンの抱卵斑
抱卵斑は普段は閉じていて見えないのですが、卵を温めるときは、この抱卵斑を開いて
卵に自分の熱が直接伝わるようにします。
そのため、巣を作るジェンツーペンギンたちは、卵を温めるときはうつ伏せになっています。
卵を温めるのは、オスとメスとで交代します。
交代の頻度はペアによって異なりますが、おおよそ半日~2日程度で交代します。
卵を温めていないときは泳ぎに行ってリフレッシュしたり、エサの時間になれば走って飼育員のところにやってきます。
それ以外では巣の近くにいて、近づいてくる他のペンギンを威嚇して巣を守っていたりもします。
どんなことをしているのか、ぜひ観察してみてくださいね!
▲左 抱卵中のメス、右 巣に近づく他個体を威嚇するオス
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