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祝☆アマモ水槽

2011年4月22日
飼育日記

平成23年4月22日、本日は長崎ペンギン水族館の誕生日。

おかげさまで、平成13年4月22日に長崎ペンギン水族館がオープンしてから、開館10周年を迎えることができました。

この開館10周年を記念して、めでたく「アマモ水槽」オープンです!

アマモ水槽のオープン記念イベントとして、「いきもの魚っちんぐ」を開催しました。

 

アマモ水槽前で、解説するスタッフのお姉さんの話を熱心に聞いてくださるお客様。

アマモの間に、かくれんぼしている生きものを次々と発見!

顕微鏡の先にうつっているのは・・・?

ややっ?! これは一体??

その正体は・・・・  アマモでーす!!

海草であるアマモは、根から栄養分を吸収します。

アマモの葉を顕微鏡でのぞいてみると、根から吸い上げた栄養分を体全体に送るための葉脈がはっきりみえます。

アマモは、種子植物の仲間。

「海草」であるアマモには、葉脈がはっきり見えますが、ワカメ等の胞子植物の「海藻」には葉脈はありません。

このイベントでは、「海藻」と「海草」の違いをじっくりと観察することができます。

こちらは、おさかな魚っちんぐ。

アマモ場の生きものたちを間近で観察してもらうため、生きものたちにビンに入ってもらいました。

本日の生きものは、ギンポ、ハオコゼの幼魚とウミナメクジ。

透明なビンに入っているので、いろんな角度から観察することができます。

ビンの中の生きものは日替わりで登場します。

明日からの2日間も開催しますので、みなさんも魚っちんぐにご参加ください!

「いよいよアマモ水槽オープン!!」

2011年4月22日
飼育日記

みなさんは「アマモ」を知っていますか?

アマモは海草の一種で、根をかむとほのかに甘みを感じることから「甘藻(アマモ)」と呼ばれています。

実は水族館の目の前の海にもアマモ場があります。

平成23年4月13日、この時期にアマモ場にどんな生きものがいるか、潜水調査を行いました。

4月とはいえ、まだまだ水温は14℃。けっこう寒い…。

でも潜ると目の前には…

アマモ出現!!  興奮して寒さが吹き飛びました!

 

この日に確認された生物はアイゴやメバルの幼魚、アミメハギetc・・・

ここで、大物を発見!!

上手く砂に潜っているように見えますが、バレていますよ。アカエイさん。

海のゆりかごとも言われているアマモ場は、海の生きものたちが幼少時代をすごす大切な「かくれ場」となっています。

もう少し水温が高くなってくる頃には、今よりもっと賑やかな姿を見せてくれるでしょう。

所変わってこちらは水族館の館内です。

 

昨年からアマモ水槽の立ち上げ準備をしています。

写真は試験運転中のアマモ水槽です。(平成23年3月)

 そして、生きものがさらに仲間入りしたアマモ水槽は、明日オープンします!

今後も潜水調査・採集を重ねて、季節ごとにアマモ場で見られる生きものを展示していく予定です!(ワクワク♪)

みなさんぜひ、アマモ水槽前でかくれんぼをしている生物たちを探してみてください。

★告知!!
アマモ水槽オープン記念イベントとして、明日から3日間、「生きもの魚っちんぐ」を開催します!
ビンの中に入っている、アマモ場の生きものたちをいろんな角度から観察できます。
新たな発見があるかもよ!?
■日時/平成23年4月22日(金)~24日(日) ①11:30~ ②14:45~ ※約30分程度
■場所/2階アマモ水槽前

どうぞお気軽にご参加ください!(参加費無料)