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第105回飼育係のこぼれ話「クマノミとイソギンチャクのギブアンドテイクな関係」

2012年4月20日
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第105回飼育係のこぼれ話「クマノミイソギンチャクのギブアンドテイクな関係」

毎月第3土曜日に、飼育係が様々な生き物のエピソード、飼育の裏話をする「飼育係のこぼれ話」。

今回は、ただいま開催中の「春の特別企画~海のお花畑展」に関連して、イソギンチャク(英語で『海のアネモネ』と呼ばれる)とクマノミのギブアンドテイクな関係について、魚類担当がお話します。楽しいクイズやいろんなイソギンチャクやクマノミも登場しますよ~

▲サンゴイソギンチャクをすみ家としているクマノミ

 

日  時:平成24年4月21日(土)   11時30分 (約30分)

場 所:長崎ペンギン水族館 1階長崎の海大水槽前

参加料:無料 (入館料のみ)

―お問い合わせ―

長崎ペンギン水族館

TEL 095-838-3131

海の花が咲いています!

2012年4月20日
飼育日記

桜の季節は終わりましたが、水族館では、春の特別企画「海のお花畑展」を開催中!

海の花たちが会場内に咲き誇っています。

■会場内の様子

 

花の名前のつく魚や英語で「海のアネモネ」と呼ばれるイソギンチャクの仲間など色とりどりの生き物たちが会場を華やかにしてくれています。

■スミレナガハナダイ

オスには、体に紫色のキレイなパッチ模様があります。

 

こちらは、「サボテンの花」ではなく・・・「ウミサボテン」。

八放サンゴの仲間で、植物ではなく、れっきとした動物です。

海の中では、写真のようにポリプ(イソギンチャク状をしているクラゲやサンゴの基本構造)を開いて、海中に漂うプランクトンを捕って食べています。

刺激を受けると発光する「光るサボテンの花」です!!

 

こちらは、タマイタダキイソギンチャク。ゆらゆら揺れる触手は、まるでハナビラのようです。

そんなイソギンチャクの触手の間から顔を出しているのはハナビラクマノミ。

タマイタダキイソギンチャクにも弱い毒がありますが、ハナビラクマノミは刺胞毒に対する粘液があるので大丈夫。

クマノミはイソギンチャクに隠れて身を守ってもらう代わりに、イソギンチャクはクマノミが食べ残した餌をもらう等の共生関係にあります。

そんなクマノミとイソギンチャクのギブアンドテイクな関係について、明日、4/21(土)11時半より、第105回飼育係のこぼれ話を開催いたします。

参加は無料です。ぜひぜひ聞きにきてくださいね!!

詳しくは、お知らせコーナーをご覧ください。