水中の花笠踊り
2011年7月7日
蒸し暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さてそんな中、水族館から爽やかな話題をみなさんにお届けしたいと思います。
先月23日に採集したハナガサクラゲを展示しました。
当館では初展示!!
ハナガサクラゲは漢字で書くと「花笠水母」と書き、その泳ぎの優美さは名前の如くまさに花笠踊り!
海底にいる種類のクラゲのため、海上からはその姿を見ることはできません。
普段は海底の岩や海藻に付着して動きませんが、小魚などのエサを捕る時や、危険を感じた時には活発な泳ぎを見せてくれます。
とてもきれいなクラゲでスタッフもおもわず見とれてしまいます。
しかーし!
「きれいな花にはトゲがある」という言葉の通り、このクラゲはとても強力な毒を持ち、人がその触手に触れて刺されると激痛がはしります。
こちらは海水浴場で見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も海を泳いでいると突然ちくっと刺された経験があります。
ミズクラゲです。
ミズクラゲは留まることなく、水中をフワフワと優雅にただよっています。
底でじっとしているハナガサクラゲと、水中をただようミズクラゲ。
この夏、癒しのひと時を与えてくれるきれいなクラゲたちに会いに、水族館に足を運んでみてはいかがでしょうか!
投稿者:admin | コメント: 0